メディアでも取り上げられて知名度も上がってきているグランピングですが、こちらはグラマラスとキャンピングを掛け合わせた言葉となります。
キャンプと似たアウトドアとなり、キャンプは自分たちで全て道具を用意しなければなりませんが、グランピングの場合は施設でアウトドアを行う用品を全て用意しているため、アウトドアの荷物を用意しなくても楽しむことができるものとなっています。
最近になってできたもののように感じますが、グランピングはかなり昔から存在するものとなり、1000年以上前から行われていたとされています。
モンゴルでは円形のテントであるゲルがありますが、こちらが起源ではないかと言われています。
他にも、1900年代頃にセレブがアフリカで暮らすために贅沢なキャンプをしたのも始まりではないかと考えられています。
最近になってから手軽にアウトドアを楽しめるようにと、ホテルや宿泊施設などがサービスを始める施設が増えていき、現在その魅力から話題となっています。
魅力としては様々なものがありますが、まず最初にテントもすでに設置されているため、テントを持って行って建てるという手間もありません。
ホテルのようなサービスも受けることができるため、そのようなことに手間や時間をかけたくないという方にはおすすめと言えます。
入浴施設もあり、冷蔵庫、ベッドなども備えられています。
外で行うバーベキューなど、食事も道具も全て取り揃えられているため、食事の心配をする必要もありません。
アウトドアをしたいけれど、車がないという方でもグランピングを楽しむことができます。
車が無くても大丈夫な理由としては、キャンプでは山奥で行うことが多いため、キャンプを行うには車が必須となりますが、山奥ではなく電車やバスで気軽に行ける場所に施設があることが多いからです。
持っていく物としては、手ぶらでも大丈夫ですが、宿泊をするため着替えや携帯の充電器などの簡単な物を持参するという方が多いようです。
キャンプで不便と感じることを除かれているため、手軽にアウトドアを楽しみたいカップルなどにも良いでしょう。
また、キャンプに行きたいけれどもキャンプ用品が無いという方も、こちらのアウトドアを選択するというのも良いかと思います。
テントを設置したり、バーベキューを用意するなど、女性には厳しい作業が一切ないため、女性同士でグランピングを楽しむこともできます。
様々なメリットがあるグランピングですが、デメリットを挙げるとすれば、テントを張ったりバーベキューを自分たちで用意して実行するという醍醐味を味わえないということです。
キャンプが好きな方からすると、少し物足りないと感じる方も中にはいるようです。
キャンプと楽しみ方は同じですが、テントやバーベキューなど一から自分達で作り上げるという点が異なるため、別物として考えたほうが良いでしょう。
行ったことがないという方は、今年の夏に一度試しに行ってみるというのも良いのではないでしょうか。
■新しいキャンプの形グランピングが人気の理由
自然の中で過ごすキャンプが楽しいのは理解していながら、なかなか1歩が踏み出せない人、またキャンプをした事はあるが今までとは違った形で楽しみたい人に人気が高まっているのが、グランピングです。
テントの設営、準備、後片付け等の手間がキャンプにはついてまわります。
もちろんそれも含めて楽しむという人も多いですが、もっと手軽に、楽しんでみたいという意見も多いのが現実です。
大自然の中にいながら、豪華で魅力的なサービスが受けられる、キャンプの新しい楽しみ方がグランピングにはあります。
宿泊施設やホテルが提供してくれるサービスとして注目を集めています。
いわばキャンプの、良いとこ取りといったイメージです。
面倒くさそうな手間を一切省いて、ただ楽しむだけという楽なスタイルです。
おしゃれで豪華な、ラグジュアリーな過ごし方ができるということで、大人のキャンパーや、勝手がわからない初心者など、幅広い層から人気です。
実際にキャンプを行うにあたっては困ること、不便なことがたくさんありますが、それらを全てクリアにしてくれるので、常に快適に過ごすことができます。
例えば、夏の寝苦しい夜などは、テントの中でなかなか寝付けないということがしばしばあります。
グランピングのスタイルをとるキャンプでは、冷暖房完備のログハウスやトレーラー仕様の宿泊施設を提供してくれるところもあるので、そういった不便さがありません。
秋口のキャンプも人気ですが、夜になると冷え込むことも多く、分厚い寝袋を用意したり、荷物が多くなりがちです。
その点このスタイルであれば温かい寝床を確保することもできます。
女性などに特に多いのが、虫が苦手という問題です。
夏場は夜明かりをつけていると、無数の虫が寄ってきてしまいます。
それらを避けるための空間があれば、キャンプへの敷居は一気に低くなります。
バーベキューに関しても、経験がないと火をおこすことも簡単ではありません。
仲間とバーベキューをしようと思っても、なかなか炭に着火できないと、かなりのストレスです。
こういった場所で特に活躍したいと思う男性は、格好悪いところを見せることになり、思わぬマイナスとなりがちです。
グランピングであれば、あとは焼くだけ、というところまで環境を整えてもらうこともできるので、そういった心配も無用です。
おいしい肉や野菜を良い加減で焼くだけで、しっかりとバーベキューを楽しむことができます。
そして、忙しなくバタバタと動くプロセスを大幅に省くことができるので、気持ち的にもゆったりと過ごすことができ、ラグジュアリーな感覚を持てるところが、グランピングの大きな利点の一つです。
都会の喧騒を離れて、自然の中で静かに時間が流れていくのは、リラックス効果も高く、日々の生活で蓄積されたストレスを解消するにはもってこいです。
カヌーやシュノーケリングといったレジャーを同時に楽しめる所も多いので、アクティブに動きたい人にも人気があります。
慣れないキャンプの良いところだけを切り取って楽しみたい人にも、普段のキャンプではできない楽しみ方を経験してみたい人にも、グランピングは間口を広げて楽しませてくれます。
■気軽にバーベキューを楽しむことができる都会にある専用の施設
海や山、川にレジャーに行ったら、必ずしたいのがバーベキューです。
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開放的な外で食べる食事は、高級ではないお肉でも、いつも以上に美味しく感じられます。
また、仲間と集まりお酒を飲みながらワイワイと盛り上がれると、それだけで楽しくなります。
ですから、海や山、川でのアウトドアに行くなら、必ず行いたい定番と言えるほど一般的です。
しかし、バーベキューを楽しむためには、グリルやコンロ、鉄板といった道具に加えて、炭や着火剤などの火をおこす道具も必要ですし、クーラーボックスや包丁、まな板などの調理道具も用意しなければいけません。
さらに肝心のお肉や野菜などの食材、お酒やジュースなどのドリンクと、準備するだけで大変な思いをします。
これらの必要な道具を全て用意したら、今度は車で許可されている場所まで行かなければいけません。
外でお肉や野菜を焼くバーベキューは、住宅地の庭などで行ってしまうと、臭いが周囲に充満してしまうので、近所迷惑になります。
また、大勢で食事をしてお酒を飲んでいると自然と声も大きくなってしまい、隣近所にとっては騒音になるでしょう。
始める前に一言断っておけば許されることもありますが、それでも臭いや騒音は歓迎されるものではありません。
ですから、バーベキューを行うためには海や山、川、キャンプ場など、許可されている場所で行う必要があります。
しかし、たくさんの道具を持って車で行くのは、かなりの重労働です。
目的地についたあとも火をおこし食材を焼いて食べたあとは、使用した道具を洗って片付け、ゴミも集めて捨てなければいけません。
どれも当たり前のことではありますが、楽しく食事をできる反面、苦労することも多くあります。
一度準備をしたり後片付けをする役回りになると、二度とやりたくないと思う人もいるほどです。
もっと気軽に楽しみたいなら、都会にある専用の施設です。
たとえば東京都内には、ベイエリアを中心にバーベキューを楽しめる専用の施設が用意されています。
専用の施設はベイエリアの他にも、銀座や六本木、渋谷など都心にもあり、気軽に楽しむことが可能です。
食材を焼くために必要な道具、お肉や野菜、海鮮などの食材も豊富に用意されており、面倒になりがちな道具や食材を車に載せて持ち込む手間はありません。
様々な道具や食材がすでに用意されているので、会社帰りに手ぶらで立ち寄れるほど気軽に楽しむことができます。
また、専用の施設では道具や食材の他にも花火が用意されているので、食後には仲間と一緒に遊ぶことができるでしょう。
他にもペットの持ち込みを許可している施設もあるので、家族同然のワンちゃんなども一緒に連れて行くことができます。
必要な道具や食材を用意すると、金銭的にも大きな負担になります。
しかし、専用の施設なら数千円から楽しめるので、手間だけでなく金銭的な負担もありません。
大自然の中で楽しむバーベキューも良いですが、都会にある専用の施設で楽しむもおすすめです。
最終更新日 2025年5月15日 by ewbcjp