専門店が多い餃子
餃子は日本でも人気の食べ物でもあり、昨今では和商コーポレーションなどたくさんの専門店も登場しています。
店内での食事だけではなく、持ち帰り用の専門店もあり、夕食のおかずに一品加えるために購入する人も多いです。
諸説ありますが、その歴史は古く、中国の春秋時代おにすでに好んで食べられていたとされています。
紀元前6世紀頃にしてすでに遺跡の中にその痕跡があったので、そう考えられています。
また、敦煌の唐代の墳墓で見つかった副葬品には、壺に入ったもの乾燥状態で残っていて、ほぼ間違いなくその頃から存在していて、高貴な人も好んでいたということがわかります。
そのような歴史がありますが、焼き餃子や水餃子の他にも様々なものが存在しています。
揚げたものに関しては、弁当のおかずとしても重宝するため、家庭でも好んで作る人が多いです。
中国の餃子とは異なる日本の餃子
中国から伝わったとして知られていますが、日本でも進化を遂げて、中国の一般的なものとは違う味わいとなっています。
日本では薄目の皮を使っていて、主に豚ひき肉とキャベツとニンニクとニラでできているものが一般的です。
中国の場合はキャベツではなく、白菜を使っていて、ニンニクは使用しません。
日本では、ニンニクを肉の臭みを消すために使用され始めたと考えられます。
その要因として、最初は豚肉ではなく、羊肉を使用していたため、強い臭いを少しでも消すために考えられた選択肢でもあります。
ニンニクの香りの良さが一因となり、豚肉を使用するようになってからも具材の一つとして使われ続けています。
盛り方に関しても、中国と日本では反対です。
中国では皮をくっつけた部分を上にして盛ります。
日本では、焼き目を見せるように盛ります。
昨今では、羽根つき餃子が一般的となり、片栗粉や小麦粉を使用して、パリパリの羽根をつけることも主流となっています。
表面の食感と、噛むと出てくる大量の肉汁を売りにしている店舗が多くなっているのも事実です。
また、日本では、餃子はおかずであり、ご飯のお供として考えられますが、中国においては主食となります。
日本でいう米飯のポジションとなるのです。
最近では人気に拍車がかかり、冷凍食品としても一般的になってきています。
夕食に一品足すだけでなく、お弁当に入れたりすることもできるので重宝されていて、多くの人が好んで食べています。
自宅で作って食べる人も多いですが、家庭ごとに海老やチーズなどの具材をしのばせて楽しむこともできます。
最終更新日 2025年5月15日 by ewbcjp